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第3セクターの失敗からPFIに

第3セクターとは、民間と政府が共同で出資する事業形態で、政府は、民間の効率的、コスト削減などのノウハウを享受するメリットがあると言われてきた。しかし、民間は政府と同じ見方をしてはいなかった。

民間は、政府と共同で出資することで、政府による許認可が下りやすく、わずかな出資で巨大事業が受注でき、共同出資した第3セクターが倒産した場合には自治体が補償してくれるというメリットがあると見ていたのである。

倒産しても、民間には影響が少ないとなれば、民間による効率的な経営はできなかったのである。

一方で、イギリスでは、小さな政府を目指すために、NPM(ニュー・パブリック・マネイジメント)という考え方を推し進めた。NPMとは、小さな政府を実現するために、民間の手法や成功事例を民間に適用し、効率化を図ろうとする考え方である。

NPMによって、規制緩和や民営化が進められ、その一つとして、PFI(Private Finance Initiative)という手法が導入された。

PFIとは、民間主導で公共事業を行うことで、公共事業には基本的に民間の資金で行う。最終利用者からの料金徴収や公共部門にサービスを提供し、対価をもらうことで、民間は利益を得る。

第3セクターとPFIの違いは、公共と民間がPFIの場合は分離しており、民間のノウハウが公共事業に十分に活かせる。

日本でも、NPMやPFIは進められ、東京都では「結果の平等」から「機会の平等」が実現されつつある。例としては、失業保険という形で支援するのではなく、職業訓練を支援することで結果に結びつける等である。

今後の公共は、より効率的になってくるだろう(originalest)。

ニュー・パブリック・マネジメント(NPM)(New Public Management)
(http://www.keizai-shimon.go.jp/explain/progress/npm.html)


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