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郵便口座から民間口座への振込み可能となる−勘定系とは

郵便銀行のATMにおいて、民間銀行への振込みが可能となるかもしれない。これまでは、郵便口座から民間口座への資金移動はできず、一度現金を下ろしてから、ATM等で振り込む必要があった。では、なぜこれまでは、民間銀行への振込みができなかったのだろうか。

下図のように、それぞれの銀行が勘定系と呼ばれるシステムを持っている。勘定系には、いくつかのシステムが繋がっており、リアルタイムで預金や引出等の情報を処理している。

銀行における勘定系の説明

そして、このうちの一つである全国銀行データ通信システム(全銀システム)は、全民間銀行が加盟しており、これにより他の銀行への振込みが可能となっている。

そして、今回、郵便銀行は全銀システムに加盟することにより、民間銀行への振込みを可能にしようと考えているのだ。しかし、地方銀行は業務が奪われる可能性があるとして、反発している。

勘定系は、大手銀行で数千億円規模の投資が必要とされ、取引量の増大に対応した処理能力の向上等の問題も表れている。このような大規模な投資が必要とされる背景には、セキュリティーの問題等の理由で、独自の開発が求められるためである。

今後の郵便銀行と民間銀行のサービス面での競争が見られるかもしれない。

郵貯銀行、民間銀へ振込可能に──全銀システム加盟要請へ(http://www.nikkei.co.jp/
sp2/nt47/20060211AS1F1002M11022006.html
)

勘定系システム(http://web.sfc.keio.ac.jp/~okabe/paper/wa/paper/node14.html)

金融ネットワーク(http://kjs.nagaokaut.ac.jp/mikami/MIS/financialNW.htm)


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