news

バイオ燃料問題で欧州委員会を怒らせるEU各国

EUの行政執行機関である欧州委員会は、EU各国が指令に従わないことに腹を立てているかもしれない。

世界中が、エタノールの普及に向けて動いている現在、欧州委員会はEU各国に2005年にはバイオ燃料の比率を2%、2010年には5.75%とするよう指令を出した。しかし、欧州各国の反応は鈍いものであった。いくつかの国は十分な説明がないまま、欧州委員会が指令を出した2005年の目標を下回る目標を定めた。その後、より意欲的な目標を採用しはしたものの。

そして、2005年の目標を検証する時が訪れつつある。EUにおける2003年のガソリンとディーゼル市場に対するバイオ燃料の割合は、たった0.6%であり、2004年に至っても1%以下に留まっている。

そのような状況から、欧州委員会はいくつかの国に公式な意見書や通告を送った。これは、外からはEUとして団結し動いているように見える集団であっても、実際には各国の裁量が大きいことを示している。今回出されたPress Releasesにも、欧州委員会が定めたリファレンス値と異なる目標を掲げるなら、その適切な理由を述べるべきだと憤っているように感じられる。

現在のEUは統一を通貨導入し、人やモノの往来を自由にし、国際問題には協調して取組んでいるが、EUを1国家のようには見なせない。これは、地域共同体が抱える限界なのかもしれない。

European Commission urges Member States to implement the Biofuels Directive (http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?
reference=IP/06/431&format=HTML&aged=0&
language=EN&guiLanguage=en
)

外務省:欧州委員会 (http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/eu/iinkai_g.html)


more news

about us contact us sitemap